二見小夜というキャラは当初から学校での姿と本来の自分という二面性を持つ設定のキャラでした。
当然読み手はそのキャラのオンオフ、振れ幅を読み込みや演じる準備を持って収録に挑んでくださいました。
しかし、単純な自称「学校がコスプレ」状態という演じている二見小夜より、もっと深い内面心理の方が回を追うごとに増してキャラが変化してきました。
これが凄かったです。
原作で充分に二見小夜の心理描写の移り変わりは数多く描かれていて作品の核をなすものだと感じていましたが、音声化ではさらに際立ちました。
修学旅行終了を迎えるまでに二見小夜というキャラの陽キャラの部分は限界まで振れたかもしれないです。
初出012話から本編049話の37話 当然出てこない話もありますので聴いていると毎回成長していっているなあというのが二見小夜というキャラのボイスの印象でした。
佐々木かず先生に描き下ろしていただいた作品予告やホームページ各所に埋め込んでいるボイスそしてまだ公開は先になりますがオリジナルショートストーリーでも二見小夜はめちゃくちゃ笑っています。
石野の笑い声は地の文での描写2回だけで笑い声はありませんが、二見小夜は元気に笑っています。
これが本来の二見小夜なんでしょうね。
あと、学校で猫かぶっている二見小夜。描写は数多くでていますが声を出しているシーンはたった一箇所だけです。
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