itsmore編集部

2020年11月23日2 分

コロナ時代の作品として記憶に残るなあ 制作あとがき 【放課後インスタントセックス シーズン春】

最終更新: 2020年11月26日

本作がノクターンノベルズに公開されたのが2020年5月15日。

緊急事態宣言で自粛中真っ只中に連載が始まったとのこと。

作中、

ヒロインの南川雫が手洗いをするシーンが何度も出てきて印象に残ります。

また、おそらくは佐々木かず先生のメルマガでも作品誕生秘話として語られると思いますが、放課後インスタントセックスは緊急事態宣言の自粛でまとまった執筆時間がとれたので書き始めたということをチラリと聞きました。

コロナがなければ生まれなかった作品かも?と思うと不思議な感じがします。

一方、制作開始後の現場ではコロナ防戦に強いられた収録だったことは、ずっと印象に残るでしょう。

収録現場はどうやっても密が避けられない場所です。

最大手クラスのレコーディングスタジオでも、通常なら10名は同時に入ることのできる大箱で最大2名で回しているとの話も聞きました。

この問題。厄介なのはどんなに消毒・換気など対策しても絶対安全ということはなく収録を重ねるということは、毎回ロシアンルーレットにチャレンジするという感覚でした。

まだまだ収束する気配は無く、移動、密が伴う以上確率はゼロになることはこのあとも無いでしょう。

インフルエンザなどと同様にかかることは避けられないことですが、たった一回でも直撃を受ければ、少なくとも収録現場は2週間以上は稼働停止となります。下手すると収録プロジェクト中止の可能性もあります。

本作は弾丸の嵐の中無事かいくぐって無事戦場を突破できました。あと少しで作品を届けることができることにワクワクしています。

ほんと、普段の読み・録りだけでも大変な作業な上にプラス感染対策を徹底して、のべ50時間以上のスタジオに詰めて素晴らしい作品を作っていた制作チームには感謝です。

ぜひ、多くの人に聴いてもらいたいなあ。

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