itsmore編集部

2020年11月30日3 分

オーディオブック版の楽しみ方 『放課後インスタントセックス』

『放課後インスタントセックス』ご視聴いただきありがとうございます。

本作

9時間36分

全50話

一話あたり平均で11分

です。一般的な文庫本で8時間〜9時間程度ですのできっと「放課後」も文庫本ではきれいに標準256ページに収まるのではないでしょうか?

さて、この小説をそのまま読み上げた作品を「聴く読書」が初めてという方も多いかと思いますので、オーディオブック(ボイスブック)の聴き方または聴くシーンについてこの機会に書いてみようかと思います。

■一回の視聴は30分から1時間まで(笑)

アニメやゲームの注釈みたいですが結構連続視聴は疲れます。

根性いれて一気聴きして楽しんでいただくのもそれはありです。

ただ脳フル稼働するので疲れるかと思います。(後述)

なろうで小説読むときも「読了時間目安」出てきますが、実際はもう少し早く読めたりしますが、

本作はどんなに耳と脳フル回転しても読了?聴了?時間は9時間半で変わりません。

(再生プレーヤーの機能には1.1倍速とか1.5倍速という機能がついているものもありますが、小説の視聴ではその機能は使わないでください(願)

なので

3話〜5話ぐらいを少しずつ聴くのがいい感じだと思います。

ちょうど佐々木先生の作品は3話投稿などの日もあったりで3話で場面転換することも多くマイペースで楽しんでいただければと思います。

■オーディオブックを聴くシーン

こちらは作品によっておすすめするシーンが異なりますが

本作は寝る前の余暇に聴いていただければと。

(普段youtubeやtwitter、ゲーム、読書している時間をください)

またヘッドホンで聴いていただきたいです。

 収録ではバイノーラル録音はしていませんし、編集でもプラグインでバイノーラル加工していませんが、読み手さんが完全に脳内でシュチエーション作り上げて収録していますので、細かい感情やセリフの強弱を声の強弱だけではなくマイクとの距離感をうまく使って収録しているので、距離感や空気感はかなりでていると思います。

そのあたりのニュアンスは感じていただくためにヘッドホンで聴いて欲しいです。

バイノーラル録音は機会があれば石野と南川と二見でやってみたいですね。

聴くシーンとしては

本作は電車の中とかジョギング中とトレーニング中か家事をしながら、リビングで家族というほかのオーディオブックで使われるシュチエーションでは聴きづらいですね……

寝る前のお供として活用してください(意味が異なりそう)

■豆知識

オーディオブックは手と目をつかわないという特性で

スキマ時間に活用としてジョギング中とか車の運転中とかが利用シーンとして紹介されることも多いですが、こちらは主に「情報のインプット」の書籍が向いています。

小説はリビングや寝室などくつろいだシーンがおすすめです

というのも小説を耳で聞く場合は、脳をフル活用します。(脳科学では後頭葉、側頭葉、前頭葉の活動というのが正しいのだと思います)

小説を「聴く」場合は

耳で音を拾う→拾った言語を変換する→変換した言語を情景化するという流れになります。

特に重要だと言われているのが変換した言語を情景化する妄想力(笑)

これは前頭葉が活発化するのですが

テレビや視覚情報の場合は前頭葉はほとんど活動しません。

見る役割を担う後頭葉が活発になります。

この後頭葉が刺激されていると、睡眠などに影響がでると言われていて、スマホ、テレビが良くないといわれている論拠になっています。(本当かどうかはまだ明確な科学的なエビデンスは出ていないみたいですが……)

論の正誤はともかく

この機会に耳で聞いて妄想力全開にして前頭葉をフル活動させてみてはいかがでしょうか?

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